※2018年04月09日内容更新（新画像追加等）

C. Astri ‘Kiyoe’

花色＝セミアルバ系

花径＝15～17cmくらいの大輪系

花型＝極整型

弁質＝普通（やや薄めの印象）

花着き＝未確認

着花輪数＝１花茎あたり２～３輪

花期＝主に冬～早春咲き

株姿＝やや大型

香り＝良い

旧属名表記 Lc. Astri、Sc. Astri

・原種の血の濃い、比較的シンプルな交配。

・あまり見かける機会も無く、情報も少ない品種だと思います。

・本種の片親の C. Enid（エニッド）はセミアルバ系花の優秀な交配親として有名で C. Enid ‘United Nations’ FCC/AOS などの優秀個体があります。

・本種と似た品種名で C. Astoriae = S. xanthina x C. gaskelliana (01/01/1894) がありますので混同に御注意。

・ラベル表記が「Astori」となっている場合がありますが、正しくは「Astri」で「o」は不要です。

個体 ‘Kiyoe’ について

・原種の血が濃いためか、野趣の漂う花色と花容が印象的な美花だと思います。

・おそらく西日本の方の選抜個体と思われ、明石や神戸の愛好家の方々の中で愛培されている個体です。

C. Astri の親品種の交配

・C. Enid = C. mossiae x C. warscewiczii (01/01/1898)

・C. Edith Dorpe = C. Jane Dane x C. Schroderae (01/01/1945)

C. Astri ‘Kiyoe’ 別個体（一部）

・Addison（アディソン）

C. Astri を交配親とした品種登録実績一覧

・C. Hawaiian Patriot (C. Astri x C. Persepolis (26/06/1991))

C. Astri ‘Kiyoe’ 画像集